特別栽培米が出来るまで農作業手順をご紹介。
Specially cultivated rice米輝の特別栽培米
米輝は安心、安全にこだわった
新潟県認証特別栽培米のみ取り扱っています。
米輝では、環境と人にやさしい「新潟県認証特別栽培米」を取り扱っております。「減農薬」「減化学肥料」のお米を精米、販売しております。
特別栽培米はいったいどのように育てられているのか。
米づくりとはどういう事をするのか。 お米は日本人にとって身近ですが、種から実を結ぶまではなかなかご存知ないかと思います。
こちらでは稲の栽培暦と一緒に、米輝のお米が出来るまでを紹介致します。
春3月下旬~6月上旬頃 Seedling raising work育苗作業
強い籾の選別を行い苗を育てます。
- 種もみ塩水選(3月下旬)
水に食塩を入れ、その中で種もみを洗います。(水10リットルに対して食塩1.9kg)塩水洗をすることにより、実の詰まってない種もみは軽いので浮かんで来ます。こうやって質の良い稲を育てるために、強い種もみを選別します。- 種もみ芽だし(3月下旬~4月上旬)
種もみを水に漬け10日ほど浸漬し、芽だしを行います。- 種もみまき(4月中旬~4月下旬)
芽だしをした種もみを田植え用の育苗箱へまきます。種もみまきは機械を使い、種もみが均一になるようにします。
■ 使用した化学肥料
・燐安、硫安- 育苗(4月中旬~6月上旬)
種まき後、約5週間苗を育てます。苗は暖かい育苗用のハウスの中に並べられます。 毎日の水の管理と、温度管理は欠かせません。注意を払いながら苗の生長を見守ります。三週間ほどで苗箱から青々とした苗が顔を出します。田植えに適した長さになるまで、ハウスの中で苗を育てます。
■ 使用した農薬
・殺虫剤
・殺菌剤
春5月~6月頃 Spring plowing and rice planting春耕・田植え
田植えをするまでの間に田んぼに稲が植えられるように準備をします。
- 土壌改良・田起こし(5月中旬)
田植えをするまでの間に田んぼに稲が植えられるように準備をします。田んぼの土が肥沃になるように、ケイカル・ようりんをまきます。こうやって田んぼに稲が育つ為の栄養素を補います。
固くなってしまった田んぼでは稲を植えることはできません。トラクターを使って 固くなった田んぼを耕してやわらかくします。- 代かき(5月中旬)
田起こしした田に水を入れ、田んぼ表面が平坦になるようにします。うまく平らにするには、長年の経験と技術が必要です。- 田植え・元肥まき(5月下旬~6月上旬)
いよいよ田植です。田植え機を使い、苗を田んぼに植え付けます。この時一緒に植えた苗が順調に育つように元肥もまきます。- 除草剤散布
夏にかけて、これから雑草がたくさん伸びてきます。雑草が伸びてしまうと、雑草に養分を取られたり雑草の種が米に混ざってしまいます。これから生える雑草を抑えるための除草剤を使用します。
■ 使用した農薬
・除草剤
夏7月~8月頃 Intermediate management中間管理
田植えから収穫までの間、稲はどんどん生長します。
ここでの管理の良し悪しがお米の味に大きく影響してきます。
- 水管理・畔の雑草刈り
田植え後、稲刈りまで毎日田んぼに通い、水の深さの調節を行います。この時期は草もたくさん生えてきます。草が伸びたら畔の雑草の刈りを行います。
(一部畦畔除草剤を使用しています)- 田干し
農法の一つで、あえて水を抜いて地面を干す事で土の中のガスを抜き根腐れを防ぎます。このように農家によって様々な農作が研究されています。- 追肥(穂肥)まき(7月下旬~8月上旬)
この頃に稲が穂を出すための準備に入ります。それに合わせて、稲の穂に栄養を与えるため肥料の追肥を行います。1~3回に分けてまきます。- 斑点米予防剤散布(8月中旬~下旬)
病気だけではなく害虫も農家さんの悩みの種です。カメムシは斑点米(変色した米)の原因になるので駆除のため農薬を使用します。
■ 使用した農薬
・殺虫剤
秋9月上旬~10月上旬 Harvest収穫
コンバインを使い稲刈りを行い、乾燥・調整を行います。
皆様へお届けできるまであと少し。
- 刈り取り(9月上旬~10月上旬)
コンバインによる稲刈りを行います。田んぼでもみの状態に脱穀をし農家個人所有の乾燥機に入れます。- 乾燥(9月上旬~10月上旬)
乾燥機によりもみを乾燥させます。刈り取ったばかりのもみ水分は18~28%と水分を多く含むため、 カビが発生したりと長期保存には向きません。
保存に適した水分量、水分量のばらつきを均一にするために、 乾燥機に通しておおむね水分が14~15%になるように乾燥します。- 調整(9月上旬~10月上旬)
最後に籾から籾殻を取り除き、未熟米を振り分けて 形の揃った玄米に仕上げます。出来た玄米は計量して袋詰めし、玄米として出荷します。
出荷するまでの間、玄米は倉庫で保存します。倉庫内は温度約15℃、湿度70%の米にとって最適な温度で、いつでも米本来の美味しさをお届けできるようになっています。
秋出荷 Rice polishing精米
安心、安全の特別栽培米を皆様の食卓へ。
- 精米
皆様の食卓にお届けする前に精米を行います。魚沼産コシヒカリ専用の精米機および精米ラインを使い、玄米から糠層を取り除きいた米が白米です。
大型精米所に引けを劣らない白度と糠切れの良い精米に仕上げます。- 袋詰め、出荷
最後に出来た白米を一つ一つ丁寧に袋詰めして完成です。この袋の中に魚沼の自然と農家さんの情熱が込められています。
ぜひ一度ご賞味いただけたら幸いです。
About KOMEKI Rice米輝のお米について